はじめに
夏場のサッカーは、子どもたちにとって心身を鍛える絶好の機会である一方、熱中症のリスクが非常に高まる時期でもあります。
特に小学生や中学生の子どもは、自分の体調の異変に気づきにくく、対応が遅れると命に関わることも。
そこで今回は、熱中症の基礎知識から、サッカー中に実践できる予防法、万が一の対処法までを親の目線で徹底解説します。
大切な子どもを守るために、今日からできることを学んでいきましょう。
何を隠そう本日サッカーの試合で、具合が悪くなっちゃった子がいたんです。
明日は我が身、我が子の身。
しっかり予防をしていきましょう。
それではれっつごー
熱中症とは?親として知っておくべき基礎知識
熱中症の定義と発症メカニズム
熱中症とは、高温多湿の環境下で体温調節がうまくいかず、体内に熱がこもってしまうことで起こる健康障害です。
体温が上昇しすぎると、頭痛やめまい、吐き気、意識障害といった症状が現れます。
最悪の場合、命の危険も伴います。
サッカーのように屋外で激しく体を動かすスポーツでは、体温上昇が加速しやすく、特に注意が必要です。
子どもが熱中症になりやすい理由
子どもは体温調節機能が未発達で、汗をかく力も弱いため、体内に熱がこもりやすい傾向があります。
また、身長が低いため地面からの照り返しの影響を大きく受け、気温以上の熱にさらされることも。
さらに、自分の体調変化に気づきにくく、我慢してプレーを続けてしまうケースも多いため、周囲の大人が目を光らせる必要があります。
サッカー中の熱中症が特に危険な理由
サッカーは走る・止まる・ぶつかるといった動作を繰り返す激しいスポーツであり、試合や練習が長時間に及ぶこともしばしばです。
その中で発汗による水分・塩分の喪失が進み、熱中症のリスクが飛躍的に高まります。
競技に集中するあまり、体調の変化に気づかず重症化してしまうことも少なくありません。
子どもの命を守る!熱中症の予防法5選
① 水分補給のタイミングと飲み方のコツ
熱中症予防の基本は、こまめな水分補給です。
のどが渇いてからでは遅いため、15〜20分ごとに少量ずつ飲ませるのが理想です。
一気に大量の水を飲むのではなく、小まめに摂取することで吸収効率が上がり、体温の上昇を防ぎやすくなります。
水だけじゃNG?スポーツドリンクの活用方法
発汗によって塩分やミネラルも失われるため、水だけでは不十分な場合があります。
特に夏場の長時間練習では、ナトリウムを含むスポーツドリンクを適度に取り入れることで、脱水症状を防ぐ効果が高まります。
ただし糖分が多いため、飲みすぎには注意が必要です。
ちなみに我が子は甘すぎるといってスポーツドリンクは飲みません。
なので、お茶か水を飲んでいます。
それプラス、塩分などのタブレットを持たせて食べさせています。
これで足りないミネラルを補給しています。
もし苦手な子がいたらぜひまねしてみてください。
② 気温・湿度のチェックと適切な練習時間の調整
当日の気温や湿度を確認する習慣をつけましょう。
気温が高く、湿度も高い日は、無理に外で練習を続けるのは危険です。
早朝や夕方など比較的涼しい時間帯に練習を行ったり、休憩を増やすなど、柔軟に対応することが重要です。
けど試合は日中に行われることが多いです。
なので、大人がしっかりと子どもの体調に目を光らせておかなければなりません。
③ 通気性のよい服装・帽子・冷感グッズの選び方
ユニフォームは、吸汗速乾素材のものを選ぶと体温が上がりにくくなります。
帽子は直射日光から頭部を守るのに有効ですが、熱がこもりやすいため、適度に外すことも忘れずに。
最近では冷感タオルやネッククーラーなどのグッズも充実しており、上手に活用すると効果的です。
我が子もタオルや帽子で熱を避けていました。
自分で調整できるように声掛けするのも大事ですよね。
④ 食事と睡眠でつくる「熱中症に強い体」
水分補給だけでなく、毎日の食事と睡眠も大切です。
塩分・ミネラル・ビタミンをバランスよく摂ることで、熱中症に対する抵抗力がつきます。
また、睡眠不足は体温調節機能の低下につながるため、練習の前日はしっかりと睡眠をとらせましょう。
我が子はしっかりしっかり食べすぎて、寝すぎています。
それでも体調を崩すことがあるので気をつけなければいけませんね。
⑤ 練習前後の親子の声かけで体調変化に気づく
練習前には「体調はどう?」と声をかけることで、子ども自身に意識させることができます。
練習後には、顔色や言動を注意深く観察し、疲れ具合を確認しましょう。
親子のコミュニケーションが、熱中症の早期発見と予防に直結します。
サッカーの現場で起こりやすい熱中症のサインとは?
危険な初期症状とすぐにやるべき対応
軽度の熱中症では、めまい・立ちくらみ・顔のほてり・筋肉のけいれんといった症状が見られます。
これらを見逃さず、すぐに涼しい場所へ移動させ、衣類をゆるめて安静にさせることが重要です。
冷やしたタオルや保冷剤で首や脇の下を冷やすことも有効です。
周囲の大人が見落としやすいSOSのサイン
子どもは「休みたい」と言いづらく、無理をしてしまうことがあります。
普段よりも無口になっていたり、動きが鈍くなるなど、些細な変化を見逃さない観察力が大人に求められます。
「なんとなく元気がない」という直感も大切にしましょう。
直感は大事!
万が一のときのために!親が覚えておくべき応急処置
熱中症が疑われるときの基本対応
まずは、直ちに涼しい場所に移動させ、安静にします。
水分をとれる状態なら、スポーツドリンクなどを飲ませます。
意識がはっきりしない場合は、無理に飲ませず、すぐに医療機関に連絡しましょう。
救急車を呼ぶべきタイミングと判断基準
次のような症状が見られたら、ためらわず救急車を呼びましょう。
意識がもうろうとしている、返事がない、けいれんを起こしている、体温が著しく高いといった場合は緊急対応が必要です。
早めの判断が、後遺症のリスクを減らすカギになります。
親子でできる!熱中症対策の習慣づくり
家でできるトレーニングと意識づけ
暑さに慣れる「暑熱順化」は、熱中症予防に有効です。
日常的に軽い運動を取り入れたり、外での遊び時間を増やすことで、体を暑さに慣らしていきます。
家の中でも「今日は暑いから水分補給しようね」と声かけすることで、自然と意識づけができます。
子ども自身に「自分の体を守る力」をつけさせる方法
最も大切なのは、子ども自身が「無理をしない」「体調が変だと感じたらすぐ言う」という意識を持つことです。
そのためには、親や指導者がその姿勢を日常的に見せることが効果的です。自分の体を守る意識が芽生えれば、サッカーをもっと安全に、楽しく続けられるようになります。
以上、今回は熱中症についてでした。
今日も暑かったですね!
我が子は大丈夫でしたが、具合が悪くなった子もいました。
ですが、大人が早めに気づくことができて早期に回復もすることができました。
しっかり食べて、しっかり寝て、当日もしっかり水分ミネラルをとって活動しましょうね。
もし可能ならば、日中一番暑い時間帯じゃなく、午前中や夕方にずらせればいいんですけどね。
なかなか難しいです。
今回は子どものことを中心にかきましたが、大人も熱中症気をつけてくださいね。
原理は同じなので。
しっかり食べて、しっかり眠って、水分を補給しましょう!
こんな感じで!
ばーい
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