熱中症で息子が倒れた…親が知っておくべき初期対応と救急判断のポイント

日常

夏の暑さが厳しくなる中で、子どもが突然体調を崩すケースが増えています。

我が子も本日、サッカーの練習中に熱中症の症状がでてダウンしました。

顔が真っ青になり、水分をとっていたのですが、突然の嘔吐。

――そんな状況に直面したとき、親としてどう対応すべきかを知っておくことは非常に重要です。

今回は、熱中症に関する基本的な知識から、実際に息子が倒れたときの症状、応急処置の方法、そして救急車を呼ぶべき判断基準まで、親が知っておくべきポイントを詳しく解説します。

幸い息子は救急搬送せず、すぐに症状が回復し、夕飯ももりもり食べていました。

ですが、発症当時は本当にどうしようかと悩みました。

そんな親の気持ちによりそうべくブログを書きます。

それではいきましょう


熱中症とは?親が知っておくべき基礎知識

熱中症が起こる原因とは

熱中症は、体温の調整機能がうまく働かなくなることで起こります。

高温多湿な環境に長時間さらされたり、水分補給が十分でなかったりすることで、体に熱がこもってしまい、さまざまな不調を引き起こします。

汗をかいていても熱が放出されず、体内にこもってしまうことが主な原因です。

子どもが熱中症にかかりやすい理由

子どもは体温調節機能が未熟で、大人に比べて地面に近い場所にいることが多いため、熱の影響を受けやすいです。

また、遊びに夢中になって自分の体調の変化に気づかないことも多く、保護者の観察と対応が欠かせません。

どのような環境で起きやすいのか

気温が高い日だけでなく、湿度が高く風通しの悪い場所、直射日光の当たる屋外、さらにはエアコンのない室内でも発症します。

梅雨明け直後や急に暑くなった日も要注意です。


息子に起きた熱中症の症状とは

よくある初期症状と見分け方

息子は最初、少し顔が赤くなっていた程度でした。

しかし、「頭が痛い」「気持ちが悪い」と訴え、いつもの元気がなくなってきたのです。

これは熱中症の典型的な初期症状で、すぐに気づくことができれば、重症化を防ぐことが可能です。

重症化するとどうなる?注意すべきサイン

意識障害・けいれん・嘔吐の危険性

重度の熱中症になると、意識がぼんやりしたり、話しかけても反応が鈍くなったりします。

けいれんや嘔吐が見られるようになると、命に関わる状態である可能性が高く、即時の救急対応が必要です。

幸い息子はけいれんはありませんでした。

嘔吐はありましたが、一回のみで、その後も水分補給がとれていたので様子をみました。

実際の体験談:突然の異変に気づいた瞬間

外で遊んでいた息子が、「ちょっと休む」と日陰に座り込んだ後、顔が青ざめて動けなくなりました。

声をかけても反応が鈍く、汗もかいていない状態に気づき、これはただの疲れではないと判断しました。


熱中症の応急処置と初期対応のポイント

まずやるべき3つの行動

涼しい場所に移す

直射日光の当たらない日陰や、冷房の効いた室内へ移動させましょう。

風通しを良くし、体温の上昇を抑えることが第一歩です。

衣服をゆるめて体を冷やす

身体の熱を放出しやすくするために、衣類をゆるめたり脱がせたりして、首や脇の下、脚の付け根などを冷やします。

保冷剤や冷たいタオルを使うのも有効です。

サッカーをやっていたので、ソックスがかなりあつそうでした。

スパイクもきついのですぐに脱がせています。

水分と電解質の補給方法

水だけでなく、スポーツドリンクや経口補水液など、電解質を含んだ飲料を少しずつ飲ませます。

一気に飲ませると嘔吐の恐れがあるため、ゆっくりと摂取させましょう。

普段からも一気に飲まず、少しずつだよと伝えていたのが、もしかしたら水分摂取が少ない原因だったのかもしれません…

自宅でのケアはどこまでOK?

軽症の場合は自宅での対応も可能ですが、30分経っても症状が改善しない、またはぐったりしている場合は迷わず医療機関を受診してください。

飲み物がとれないやけいれんなどになったらすぐに医療機関へ、命にかかわります。


救急車を呼ぶべき判断基準とは

こんなときは迷わず救急車を呼ぶ

息子の意識がもうろうとしていたり、けいれんを起こしたり、話しかけても反応がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう。

体温が著しく高く、冷やしても下がらないときも要注意です。

緊急時の通報のコツと伝えるべき情報

119番通報時には、「熱中症の疑いがあること」「年齢」「現在の症状」「応急処置の内容」などを的確に伝えることが大切です。

状況を冷静に説明することが、迅速な対応につながります。

救急隊が来るまでの過ごし方

到着までの間も、体を冷やし続けることが重要です。

氷や冷却シートがない場合は、濡れタオルを使って対応しましょう。

無理に動かそうとせず、安静にさせることが大切です。


熱中症を未然に防ぐ!日常生活での予防策

外出前にチェックすべきポイント

天気予報だけでなく、「熱中症警戒アラート」にも注意しましょう。

水筒や帽子、日傘などの準備も重要です。

子どもの服装や持ち物の工夫

通気性の良い服を選び、できるだけ明るい色の衣類を着せるようにします。

また、汗を拭くタオルや冷却グッズを持たせることも効果的です。

室内での熱中症対策:エアコンの活用方法

エアコンは「我慢せず使う」ことが鉄則です。

適切な温度設定を保ち、こまめな換気も忘れずに行いましょう。


まとめ:親として備える熱中症の知識と対応力

家族でできる予防ルールを決めよう

外出時の服装や水分補給のタイミング、休憩の時間など、日常的にルールを決めておくことで、熱中症のリスクを下げることができます。

万が一に備えた準備と心構え

体温計、保冷剤、経口補水液などを常備しておくと安心です。

子どもの体調の変化にすぐ気づけるよう、日ごろから観察を怠らないことも大切です。

予防と対応の両面から、親として万全の備えをしておきましょう。

我が子は本当にすぐに対応できたおかげですぐに回復することができました。

これも周りの人達がすぐに気づいてくれたおかげです、ありがとうございす。

親が気付くべきというのもありますが、限度があります。

実際に練習やプレー中では、コートや友人の方が近くで観察できています。

誰もが熱中症に気付くべき場所にいるのです。

私も含め、みんなで熱中症予防、対策、発見にとりくんでいきましょう。

なんにせよ軽くてよかった!

それではこのへんで

ば~い!

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