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【高校生】受験のための英語最短勉強法

記事の信頼性

記事を書いている私はこれまで私立高校で10年間様々な生徒に英語を教えてきました。

私の実際の指導実践の中から皆さんの役に立つ内容をお伝えしています。

 

今回のお悩み

6月に部活を引退しました。ゼロから何をすればいいですか?

ポイント

結論:長文一択

 

こんにちは。今回は「3年生6月に部活を引退するまで定期試験以外何も勉強してなかったけどなんとか受験を突破したい」人向けの記事です。

 

これは「楽に成績が上がる方法がある!」というものではありません。

 

もう時間がないからこの方法しかない!という最後の奥の手みたいな内容です。

 

しっかり受験に向けて準備をしてきた人は参考にしないでください。みなさんの勉強法の方が正しいはずです。

 

今からどうにかして成績を上げなければならないという窮地に追い込まれた人のみ読んでください

 

 

 

 

勉強は単語と長文だけ。

 

 

まず勉強するのは単語と長文問題の演習だけです。文法はやりません。

 

なぜかというと、現在の大学受験はまだ長文読解にかなりのウエイトが置かれているからです。

 

例えば旧センター試験。

 

英語の筆記200点中、実に75%が英文を読んで答える問題です。単語を覚えるときに一緒に発音も覚えれば、それだけで8割くらい取ることができます。

 

新テストとなる大学入試共通テストはさらにこの傾向が強くなり、いわゆる穴埋めや並べ替えなどの文法問題が完全に姿を消しました。(試行問題でのことなので本番がどうなるかはわかりません。でもたぶん大きくは変わらないと思います。)

 

その代わりかなり文章を読まなければならなくなったので、今までよりもさらに速読力が求められる試験になるようです。

 

ポイント

共通テストの問題は長文読解のみになる可能性が高い

 

もう一つの理由は、単語の意味さえわかれば文脈を推測して文章の内容を理解することが結構できるからです。

 

文法をしっかり使って意味を取った方が当然正確に英文を読むことができます。

 

しかしみなさんには時間がありません。

 

最低限の情報から全力で意味を推測する癖をつけてください。

 

みなさんに取って追い風なのは、共通テストレベルであれば文章自体の内容は小学生や中学生でもわかるほど簡単だということです。

 

単語が完璧にわかれば文法の知識がなくてもかなりの精度で文章の意味を把握できるはずです。

 

国語が得意な人にはさらに朗報です。

 

これまでの私の指導の経験上、国語の成績がいい人は英語の成績も上がりやすいです。

 

中には本当に単語しかやらないのに高得点を取る生徒もいました。(かなり稀ではありますが)

 

時間がない人たちは単語に学習を絞って、徹底的に極めましょう。

 

ポイント

単語力+推測で長文読解を攻略する

ココがポイント

 

リスニング対策

 

次にリスニングの対策です。

 

共通テストはリーディングとリスニングの得点が1:1になりました。

 

各大学で傾斜配点(どちらかの配点を高くすること)を設定することが多いようですが、リスニングの重要性が増したのは確実です。

 

時間のないみなさんは、リスニングの対策を個別にやっているわけにはいきません。

 

ではどうするか。長文の演習問題でリスニングの対策をしてください。

 

長文の演習問題は必ずCDが音声がついているものを選び、解き終わった問題とCDを使って音読をしながら英語の音声を頭の中に入れていきます。

 

音読をすることで英文を読むスピードも上がっていくので必ず行ってください。

 

ここは少し遠回りのように見えますが、実はこの方が最終的な英語力は伸びていきます。

 

①オーバーラッピング

テキストを見ながらCDと同じタイミングで英文を読んでいきます。

 

スピードに慣れることと、音の変化に慣れることが目的です。

 

まずはオーバーラッピングを完璧にするだけでもかなり英語力に違いが出てきます。

 

①シャドウイング

テキストを見ずにCDの少し後から追いかけるように音読をしていきます。

 

オーバーラッピングよりも難易度が上がるので、難しいようなら①を完璧にしましょう。

 

これができるようになればかなりリスニングの問題も聞けるようになるはずです。

 

自分が使っている長文の問題集の全ての英文に対してリスニングの練習をし終わったら、実際のリスニング問題集や過去問をやって力を試してみましょう。

 

 

ポイント

リスニングは長文の問題を使って耳を鍛える

 

 

リスニングの勉強法について詳しく知りたい方はコチラ⬇︎

もっと詳しく

 

 

二次試験対策

 

うまく共通テストが突破できれば、次に国公立の2次試験が待っています。

 

時間のない中で最短距離の方法を取っているみなさんに取っては、この2次試験は(どの大学であれ)かなりの難関になると思います。

 

文法をあまりやらないという選択肢を取っていますから、2次試験も長文読解を中心に攻略していくことになります。

 

ここで必ず抑えなければいけないのは、合格最低点と英語の目標点の二つです。

 

受験は合格最低点にさえ届いて入れば合格です。満点を取る必要なんて全くありませんし、たいていの人はできません。

 

ですから、大学の受験情報や過去問を死ぬほど研究して、受験科目全体で何点必要なのか、そして各科目で何点ずつ取ってそれをクリアするのか、この分析を必ず行ってください。

 

そうすると、英語でも拾う問題と捨てる問題が出てくるはずです。

 

例えば90分で長文3題+英作文1題なんていう試験だと、全部解き切るのは難しそうですよね?

 

でも英語で必要な点数が60点でいいんだとしたら、2題と少し解けただけで目標の点数に届くわけです(4題に25点ずつ均等に配点されている場合です)

 

共通テストから長文の対策しかしてきていないのであれば、(問題にもよりますが)英作文は後回しです。

 

長文読解の力を極限まで高めてそこでなんとか60点に届けば英語の出来としてはオッケーなんです。

 

生徒の中にはこの分析をしない人が意外と多いです。

 

文系なら国語+英語+社会、理系なら数学+英語+理科がオーソドックスな受験科目になるはずです。

 

それぞれの科目でどれくらい得点できるのかしっかり分析をして2次試験の勉強を進めましょう。

 

 

ポイント

合格最低点を把握する

英語で必要な得点を把握する

 

 

 

 

終わりに

 

以上です。

 

本記事ではどうしても時間のない高校生がそれでも大学受験に合格するための学習方法について書きました。

 

冒頭にも書いた通り今回は「奥の手」の学習方法です。

 

本来はしっかりと計画を練って正しく勉強した方がその後の英語力もつながっていきます。

 

あくまでも緊急事態の措置として考えていただければと思います。

 

今年の受験は少し特殊な日程が組まれそうですが、基本的には昨年と同時期に共通テストが実施されるようです。

 

休校措置のために夏休みのない高校もたくさんあるとは思いますが、受験生のみなさんはうまく時間を捻出して学習を続けてください。

 

 

 

 

 

 

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